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海自練習艦隊=先遣隊2人が来聖=「会えるのが楽しみ」

ニッケイ新聞 2008年6月17日付け

 今月十八日午前に、サントス港に寄港する海上自衛隊練習艦隊「かしま」、「あさぎり」、同護衛艦「うみぎり」の三隻、隊員七百十一人。到着に先立って十六日、打ち合わせのため艦隊司令部監理幕僚の鈴木将治二等海佐(広島)、高雄龍二等海曹(広島)の二人が来聖、本紙を訪れた。
 鈴木二等海佐は「先人の苦労を若い人たちに少しでも知ってもらいたい」と切望する。
 日本出港前には、横浜のJICAや東京などを訪れたり、「ハルとナツ」のドラマなどで移民の歴史などについて勉強した。航海中にも同じように勉強しているという。
 最後に「サンパウロでみなさんにお会いできることを楽しみにしながらサントスに寄港します」と笑顔で語った。
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 練習艦隊、護衛艦の一般公開は、二十一日午前十時から十一時半、午後一時から四時まで。また二十一日にサンボードロモで行われる記念式典では二十人の音楽隊と、三百人の隊員が行進する。