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マルタに罰金科す=改善発言は選挙法に抵触

ニッケイ新聞 2008年6月19日付け

 選挙裁判所は十七日、サンパウロ市長選への候補が予想されるマルタ・スプリシ前観光相に対し四万二千五百レアルの罰金を科した。選挙宣伝が許されていない時期の発言が、選挙法に抵触するという。
 前観光相はフォーリャ紙とヴェージャ誌の取材に答えて、数々の公約を発表。公約を報道した両マスコミも、二万一千二百レアルの罰金を科された。公約発言は、七月六日からのみ許される。
 それまでは、街路やバス、地下鉄などを散策し、有権者に微笑みを振りまき挨拶をして歩くだけ。候補のために設けたゼミや展示会、祭典への出席も、選挙法に抵触するのでご法度。