ニッケイ新聞 2008年6月19日付け
各日系団体の協力により仏連主催で開かれた移民百周年記念先亡者追悼法要。追悼の辞で、司会者が県連の名を読み上げたとき、なぜか移民百周年協会の松尾治執行委員長がすっと立ちあがり、舞台へのぼった。同時に舞台にのぼろうとした県連の副会長は中腰姿でびっくり。松尾執行委員長は百周年協会の代表者として追悼の辞をそのまま述べ、結局、県連としての追悼文は事実上カット。松尾執行委員長も県連会長時代の記憶が蘇り思わず舞台にのぼってしまったのだろうか、とその県連副会長はだいぶ訝しがっていたが…。
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「龍馬は無血クーデターを計画し、自分は殺された。寝小便たれの泣きべそだったが、ここだけは私も似ている」などと語って、参加者を笑わせる全国龍馬会の橋本邦健会長。「うどん屋の釜にはなるな」という一見、意味の不明な〃金言〃も披露し、そのこころは「ゆ(湯)うだけで、中身がない」と、これまた会場は爆笑。このユーモラスな話術と熱い心意気が、全国の龍馬ファンのこころをくすぐったようだ。