ニッケイ新聞 2008年6月19日付け
二十一日にサンパウロ市サンボードロモで行われるサンパウロの記念式典。式典開催の五日前にしてようやく入場券を配り始めた。初日の十六日には、百周年協会の会員、七十九歳以上の人のみを対象。多くの人は、入場券を手に入れるために並び始めたが、次の日に回された。
十七日に文協を覗くと、十時から配布と書かれた紙が張り出されているが、十一時を過ぎても配布は始まらなかった。待っている人の中には、四時間以上も待っている人がいた。
配布を手伝っているボランティアに詰め寄る高齢者の姿もあり、「重田さんに聞いてください」と答えることしかできなかった。
式典担当役員の重田エウゾさんが姿を見せて、状況の説明を行うべきだと思うが、姿を見せないために〝責任逃れ〟ととられても仕方ないだろう。(坂)