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オバマ米大統領候補=ブラジルが米外交憂慮=テロ対策の領土侵犯正当化

ニッケイ新聞 2008年6月20日付け

 パトリオッタ駐米ブラジル大使は十八日、オバマ米大統領候補の外交政策でブラジルに関する二点を批判した。
 一は、コロンビア政府がFarc(コロンビア解放前線)を掃討するため隣接諸国の領土侵犯を犯しても米政府が正当行為として認めるというもの。二は、アマゾンにおけるブラジルの態度を批判したもの。
 オバマ陣営が作成したラテン・アメリカ報告書によれば、バイオ燃料に関するブラジルの方針を懸念という。サトウキビの耕作地を求め法令アマゾンに侵入するのは、時間の問題と見ている。
 国連安保理改革の一環としてブラジルを常任理事国へ推薦するのは合意という。ハイチにおけるブラジル派遣の平和部隊を評価するからだ。