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東西南北

ニッケイ新聞 2008年6月25日付け

 二十三日にリオの青少年殺害に関与した兵士たちが謝罪文を出したが、責任者は少尉一人との記述も。自分たちにも責任があるはずなのに、人に責任をかぶせる器量の小ささにはあきれるが、社会が悪い、あいつが悪いという言い草は世界中から聞こえてくる。
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 サンパウロ州ピエダーデで二十一日午後、車で帰宅したばかりの娘が二人組に囲まれ、車で連れ去られようとするところを目撃したのは、仕事から帰ってきた五四歳の父親。すわ一大事と、自分の車で娘の車の後を追った父親は、犯人たちが事故を起こして止まったところで車外に出て、殴る、蹴る。丸腰だった犯人たちは逃げ出し、娘も無事救出されたが、警察は危険だと注意。あなたならこんな時、どうする?
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 フェスタ・ジュニーナの時期はバロンや花火などがあちこちで見られるが、サルバドール市から百四十二キロのクルース・ダス・アウマスでは先週、地下室でフェスタ用に使う刀を用意していた少年ら十三人が、火薬かそれに類似した化学薬品による爆発で火傷。一人は、顔と体表面積の八五%に及ぶ火傷で、二十二日に死亡した。
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 不法入国、不法滞在への規制が厳しくなった欧州連合や米国だが、十六日に米国ニュー・ジャージー州で警察から逃れようとしたミナス州出身の青年が死亡した。米国には不法入国、不法滞在だったという青年は、けんかに加わった後、警察に捕まることを恐れて逃げたものと見られている。遺体は十八日に発見され、移送。二十四日にミナス州で埋葬された。
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 二十三日のサンパウロ市での最高気温は十一・二度。南部では樹氷も見られる季節の本格的到来。