ニッケイ新聞 2008年6月26日付け
JA(農協)グループの出版・文化団体「家の光協会」の山口英寿編集次長、津田雅人編集本部写真部員が、移民百周年の特集号を作るため、去る十八日に来伯、松原信子日本語教師と共に案内に来社した。
同協会の月刊誌「家の光」は大正十四年に創刊され、今年で八十三年になる。世界子供図画コンテストも主催している。
山口さんらは、二十六日に帰国予定で、その間、サンパウロ州プレジデンテ・プルデンテやアルバレス・マシャード、サントス、東山農場、サンパウロ百周年式典、エンブ-市などの様子を十月号の誌上で紹介する予定。日本移民は農業から始まったので、大西エンゾ裕太君(六世)の祖父、中村パウロさんの営農や、小笠原マリオさんの牧場、さらに笠戸丸なども取り上げられるという。
ブラジルの特集号を作るのは五年ぶりで、そのときはADESCやカーニバルを載せた。