ニッケイ新聞 2008年6月26日付け
予定より早くリオ植物園(ジャルジン・ボタニコ)にご到着された皇太子さまは、ヴィエイラ園長から同園の概要などの説明を受け、カートに乗って熱帯性樹木などが生い茂る園内を笑顔で散策された。
園内にある日本公園では、鹿田明義・リオ州百周年・日伯交流年実行委員長が出迎えた。
この公園は日伯修好百周年を記念し、九五年に紀宮さま(現黒田清子さん)が来伯したさいに開園。
九七年に天皇皇后両陛下がご訪問になられたさいに除幕された記念プラッカや紀宮さまが植樹された黄イペーなどを鹿田委員長が説明すると、「ああ、そうですか」と感慨深そうに立ち止まり、眺められた。
池のほとりにある東屋では、「よく整備されていますね」「柳などもあるんですね」などと感想を話され、イペーの種類に関してご質問があったという。
白イペーが植樹され、記念プラッカの除幕が行なわれた。集まった報道陣にもスコップを手に笑顔を見せられていた。