ニッケイ新聞 2008年6月27日付け
ブラジルには国内に四つの時間帯があったが、二十四日からアクレ、アマゾナス両州でブラジリア標準時間と二時間の時差のあった地域が一時間の時差に。また、パラー州全域はブラジリア標準時間に統一。これで国内の時間帯は三つとなったが、変更地域では少し混乱が起きているという。
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電子版フォーリャに二〇一二年には、世界人口の四分の一の一八億人がインターネットを利用との記事。特にBRICsを中心に利用者は伸び、中国の利用者数が米国をしのぐとの予想も出ている。ブラジルでは現在、一分間に二一・五台のコンピューターが売られ、一七五〇万人が家庭でのインターネット利用者。
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サンパウロ州のエンブ・グアスで二十一日、教会からの帰り道、用を足すために草むらで停車を求めた娘に同伴した主婦は、娘の恋人に殴られた後、首筋をナイフで刺され、その場に放置された。主婦の兄弟が二十四日に失踪届を出したことで、嫌疑のかかった娘たちが犯行を自供。発見された主婦は病院に運ばれたが、交際に反対されていた二人は犯行時点で主婦が死んだと思っていた。また、カンピーナスでは、同性を好きになった娘が、交際に反対する母親の殺害を計画。誘拐、殺害の実行犯の男性二人と娘、交際相手の女性の四人が二十四日に逮捕された。
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三十日から始まるサンパウロ市のトラック乗り入れ規制反対とディーゼル値下げを求めるトラック運転手たちが二十五日午後、ヅットラ街道とマルジナル・チエテで抗議行動。一方、ルーラ大統領は三十日に、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、エクアドルとパスポートなしでの入国を認める合意書サイン。これでラ米はフリーパスで旅行できる。