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リコール車=需要激増で粗製濫造=生産ストレスで欠陥車倍増
ニッケイ新聞 2008年7月1日付け
乗用車の販売高が記録更新する一方で、メーカーの粗製濫造が問題になっている。未曾有の需要に応じるため、各メーカーは月月火水木金金の昼夜二十四時間体制で生産に励み、札束でほおを叩いている。
生産ラインのストレスは、近年の欠陥車倍増となって表れている。リコールは例年二十五万六千台が、二〇〇八年に入って八十一万八千二百台に上った。主な原因は、欠陥部品の納入と検査ミス。
欠陥部品には、設計ミスも影響する。欠陥は試運転の工程で分かるが、リコールするのは運転手の生命に関わる場合しか行わない。VWのFoxやFiatのStilo事故が、それだ。
消費者擁護団体が抗議して、やっとメーカーが動きだす。それでもFiatは、後部脱輪事故が続いているStiloは欠陥車ではないと言い張り、裁判の結果を待っている。敗訴にならないと、リコールをしないらしい。