ニッケイ新聞 2008年7月3日付け
生田流正派グループ富山(寺林寛美代表)は、六月二十一日午後六時、二十二日午後四時から、スザノ市の老人ホームで移民百周年記念コンサートを行った。日本から奏者を招いた福山幸一ジョルジさんによれば、石井隆一富山県知事が出席し、公演は好評だった。
公演のために、日本から来伯したのは寺林寛美さん、太田多鶴子さん、坂井千恵子さん、長岡奏子さん、廣川さくらさん、ら五人。
五人で琴を弾くのが基本で、曲目によっては寺林さんが十七弦をすることがあるという。
今回は移民百周年ということもあり、寺林さんの「ブラジルで演奏したい」という意向をACEBEX(日本留学生研修生ブラジルOB会)の福山幸一ジョルジ部長が支援し、実現した。
同グループで九か月間、日本で寺林さんの指導を受けた吉田明美さん(サンパウロ州アバレー市在住)は福山さんに礼を述べた。