ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
先住民保護の続行求め行脚の旅
ニッケイ新聞 2008年7月5日付け
非先住民農家が保護区内で米作をしており、先住民十人が負傷するなどの事件も起きたロライマ州セーラ・ド・ソウの先住民保護区からの代表二人は、同地区の実態を知らせ「先住民の文化や伝統、土地を守りたい」と訴えつつ、欧州連合内を歴訪中。二日にはローマ法王と会見し、法王からの支援の約束も得た。
セーラ・ド・ソウの保護区の行方は国内の先住民政策の行方を決めるものと考えられており、最高裁判断前に法王も含めた国際的な支援を得るための旅が続いている。