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郷土民謡の全伯大会=20周年の節目、日本の本部が21人表彰=使節団のショー盛上がる

ニッケイ新聞 2008年7月5日付け

 ブラジル郷土民謡協会(桜庭喜太郎会長)は、去る六月二十二日午前九時から、文協大講堂で創立二十周年記念全伯民謡大会を開催した。日本本部協会から、祝賀使節団(三十六人、柴田隆章団長)が移民百周年とあわせて祝うため来伯、民謡ショーを繰り広げた。
 星野幸次郎副会長の司会で開幕、開拓先亡者の霊に黙祷。桜庭会長が使節団と来賓、および聴衆観衆に対し、二十年間の変わらぬ支援に感謝の言葉。柴田使節団団長は記念大会への招待に感謝、先達たちの労苦を偲び、慰労した。椿真二団長代行、酒谷龍風副団長も祝辞を述べた。
 柴田団長から百周年協会とブラジル支部に対して金一封、酒谷副団長からも「ブラジル民謡発展のために」と同じく金一封が贈られ、桜庭会長が代表として受け取った。本部協会から柴田理事長名で二十一人が二十周年功労者として表彰を受けた。一方、使節団全員に桜庭会長から感謝状が渡された。
 全伯大会は藤瀬圭子さんが力強く司会。終わって使節団のショー。三歳の柴田桃子ちゃんが「十王盆唄」を唄いあげ、会場の拍手は鳴り止まぬほどだった。
 各カテゴリアの一位は寿年=木庭守(アラサツーバ)、高年A=仁田原忠男(ロンドリーナ)、高年B=柳瀬忠子(サンパウロ)、中年A=清水弘之(マリンガ)、中年B=松村みな子(ロンドリーナ)、清壮年=隈本久美子(リオペケーノ)、ベテランA=小林和八(ミナス)、ベテランB=桝永八重子(サ・アンドレ)、決勝戦=一位桝永八重子「十勝馬唄」、二位片山明子、三位山本スギヨ。
 表彰された人は、田原つや、清水弘之、山本要、あべ木幸一、東海林貢、中川由太郎、山本スギヨ、佐々木道子、松田茂、中野春美、佐々木光躬、蔵本亜瑳子、坂口光喜、片岡博子、塚田佐市、桜庭喜太郎、纐纈蹟二、北原民江、平間靖旺、松本優公、樋之上一夫(順不同)