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知事ら囲んで懇親の宴=兵庫県人会、艦隊隊員歓迎も

ニッケイ新聞 2008年7月5日付け

 ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)は、去る六月十九日、同県出身の海上自衛隊練習艦隊隊員十七人をノヴィリョ・デ・プラタに招き、四十五人の会員が参加してもてなした。
 尾西会長は県人会を代表して慰労の言葉を述べ、百周年神戸式典の時の感激を改めて披露した。西村正日伯協会理事長の音頭で乾杯、和気藹々のパーティーとなった。
 海外日系人会館協力委員会より、完成予想図や笠戸丸、ブラジル移住七十周年記念碑、移民船乗船記念碑希望の船出像など写真七枚入りの封筒が全員に手渡された。同県出身隊員は、船に残った隊員を含めると、二十九人いる。
 翌二十日、ブラジル日本移民百周年記念式典の慶祝団として来伯した、井戸敏三知事、多木和重(国際局長)、西口信吾(国際経済課副課長)、三谷俊明(国際経済課長補佐、上島一泰(在神戸ブラジル名誉領事)、山口信行(兵庫県議会前議長)、西村正(日伯協会理事長)一行を迎え、ニッケイ・パラセ・ホテルの宴会場で、八十一人の会員参加のもと、歓迎会が催された。
 川崎重工ブラジルから渋谷吉雄社長、ハリマ化成から長谷川吉弘社長、UCCブラジル上島コーヒーから若山ワグナー社長ら、上野アントニオ氏も出席、席上、県知事から尾西会長へ感謝状が渡された。
 またウイリアン・ウー連邦議員より井戸知事と西村正理事長へ神戸市式典でお世話になったとして、お礼の品が手渡された。移民百周年記念マークを大きな折り紙で作成中だったことから、小林ヴィクトル氏とウー議員から、井戸知事と西村理事長に折ってもらうよう依頼、二人は丹念に折った。
 また七月三日から神戸市で開催中の「ブラジル日系画家百年の歩み展」について、画家の若林和男氏から鑑賞をすすめる話があった。