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PBに注目が集中=産油国会議で合弁話殺到

ニッケイ新聞 2008年7月12日付け

 サントス沖大陸棚に油田が次々発見されたことで、ペトロブラスは産油国会議で注目の的となった。世界の有名な原油試掘企業が、ブラジルの深海油田の探査技術に興味を抱き始めた。
 ペトロブラスのスタンドに関係著名企業のオーナーや管理職が人だかりとなり、ガブリエリ総裁に資金提供や技術提供の申し入れで会見を求めた。しかし、岩塩下油田の試掘で協力したRepsolやGalpとも相談をする必要がある。
 世界が最も注目するのは、油田の広さと埋蔵量、投資額、試掘許可制度の内容変更、政府が計画する試掘専門公団の創設、ペトロブラスが新公団の下請けとなる可能性など。油田の広さは、九月に判明する予定。