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サンパウロ市地下鉄の安全基準は合格点
ニッケイ新聞 2008年7月12日付け
一九九八年に六億七四〇〇万だったサンパウロ市地下鉄乗客数は、昨年は八億四四五〇万人に増えたが、事故や事件は六五六四件から一六〇八件に減り、今年前半は五七九件と減少傾向は続いている。今年前半の数字を一〇〇万人当たりの発生率になおすと、サンパウロ市地下鉄は初めて、国際的安全基準である一・五をクリアする。
試合日などは事故、事件も起き易く、セー、バーラ・フンダ、タツアペ、レプブリカ、パライゾの五駅で事故や事件の半数が発生。窃盗や機材破損などが多いという。