ニッケイ新聞 2008年7月15日付け
アモリン外相は洞爺湖サミットで八日、EUの環境規制に応えるため、ブラジル政府は、環境保護とエタノール生産を両立させたことを証明するシールを発行する用意があることを表明した。
EUのバーロス委員長が、森林を伐採せずにエタノールと食糧を生産することを条件で、世界へ向けての輸出拡大に同意すると要求した。バーゼルでの提案は、EUブラジルの二国間で合意し、世界が同様の協定をブラジルと結ぶものであった。
バーロス委員長は、米国方式のエタノールが食糧生産に支障を来たしことを懸念しているらしい。G5途上国同士は、エタノールについては各国毎に二国間で了解済みだと説明した。