ニッケイ新聞 2008年7月17日付け
連邦警察は十五日、オポチュニティ銀行頭取ダンタス容疑者などを拘束したサチアグラハ作戦のケイロス主任捜査官と関係者を更迭と十六日付けエスタード紙が報じた。
更迭理由は、独断で国家情報局(Abin)への協力要請。更迭はジェンロ法相とコレイア連警長官によって決めたが、公式には本人の辞任希望とした。当初は三百人の捜査官を動員した同作戦を支持した両者は、結果を憲政上の過ちという。
最高裁のメンデス長官は、連警の手法を「ショー」と位置付けた。一方、連警捜査官四百五十人は主任捜査官を支援し、メンデス長官を罰するようマニフェストを発表。捜査官らはサンクチス判事らをも招き、国家法制委員会へ審理を求めて訴える考えらしい。