ニッケイ新聞 2008年7月19日付け
在伯長崎県人会(野口圭三会長)の創立四十五周年記念式典が、六月二十二日午前十時から、北海道協会で行われ、約百人が参加した。母県から立石暁副知事、三好徳明議長たちを迎えて盛大だった。
大河正夫第二副会長の開会宣言に続き、日伯両国歌斉唱、先没者の霊に黙祷を捧げた。
野口会長の式辞に続いて、立石副知事、三好議長、森田聡領事、長友契蔵県連副会長たちが四十五周年に祝いの言葉を添えた。
高齢者表彰では、立石副知事から、九十歳以上の四人に、賀寿賞が授与され、代表して高比良タケさんが喜びのあいさつを行った。
その後、訪問団と県人会が、それぞれ記念品の交換した。
記念式典後のアトラクションでは、日本舞踊、祭りのんのこ、カラオケ、マイ・ソーラン、海を渡って百周年音頭、南中ソーランなどが披露された。最後に、貞方賢彦顧問の乾杯の音頭で、昼食会が行われ、会員と一行は談笑を楽しんだ。
母県から来伯していた一行は、二十三日にヤクルト農場を視察し、原爆クスノキを植樹した。