ニッケイ新聞 2008年7月24日付け
多くの人が訪れた県連の「第十一回フェスティバル・ド・ジャポン」。主催者発表では約二十万人が来場した、となっているが、実際に三日間現場にいて見た感じでは、昨年より少なかった。
そのことに関して「今年は、昨年と比べて一五%会場を広くしているから、いっぱい人がいる感じがしない」と関係者は説明していた。昨年の日曜日は、場内での移動が困難な状況だったために、今年は余計に少なく感じた。
十一回目を数え、そろそろマンネリ化してきているようだ。実際、来場者の大半は日系人で、非日系人は少なかった気がする。
今年は、目玉らしい目玉がなかっただけに、非日系人を惹きつけられなかったことも大きな要因だろう。来年からは、趣向を凝らして多くの人を魅了できるような日本文化紹介イベントにしてほしいものだが。(坂)