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100周年オメナージェン=リ・ピーレス、日系に対し

ニッケイ新聞 2008年7月29日付け

 リベイロン・ピーレス市と市議会は、二十日午前十時から、同地の日系人の長年の功績を称え、日本移民百周年記念のオメナージェンを市会議事堂を行なった。席上、八十歳以上の日系人三十人が表彰された。
 同地ロータリー・クラブも協力、市内のジャルジン・オリエンタルに鳥居を寄贈、さらにジャルジンに、同市日系人の草分けミチオ・タナカさんの名が命名され、その石碑の除幕式が催された。サンパウロ総領事館からも総領事代理が出席、祝意をあらわした。
 タナカさんは、一九三九年の入植である。ノロエステ線から転耕してきたとされる。石碑にその経歴が刻まれた。
 折から、市は恒例第四回チョコレート祭りを開催していた。オメナージェンの日は、主として日系の体操、日本舞踊、セルタネージャ、マジック、民舞などのグループのだしものが繰り広げられた。また、ミス百周年中原カリーナさんも登場、華を添えた。祭りは八月十日までの週末継続される。