ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
米国警官が25歳のブラジル人青年射殺
ニッケイ新聞 2008年7月31日付け
米国マサチューセッツ州で二十七日未明、ブラジル人青年がパトカーの停止命令に従わず追跡された。青年の車は道をふさいだパトカーにぶつかり停止したが、警官は誰何もせず射撃。心臓と肺を撃ち抜かれた青年は病院に運ばれる途中で死亡した。
現地報道では、青年は大麻を吸っていたともいうが、パラナ在住の父親は、いきなり射撃した警官を非難するとともに、二〇〇一年から不法滞在であったため、恐れて逃げたものと考えている。