ニッケイ新聞 2008年7月31日付け
新乗入れ規制導入などでレーダーや監視員も増強したサンパウロ市では、六月に四一万八〇〇〇件の交通違反を記録。六秒に一件の違反発生となる。二十八日のロジージオ初日は、朝の違反がレーダー分を除いた状態で四一六件ともいうが、六月の違反はレーダーがとらえたものが五二・九%、CET監視員三四・八%、警官一二・三%。罰金については、六四・五%アップの新交通法を連邦政府が準備中との報もある。
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二十七日に凧を追いかけて茂みに入って行ったきり行方不明になっていた十七歳の青年が、二十八日朝、サンパウロ州バルエリの会社構内で発見された。凧を追いかけて会社の屋根に登ったところ、屋根が壊れて墜落したとみられている。ヘリコプターでクリニカ病院に運ばれたが、両腕と頭蓋骨の骨折を起こしており重態。屋根までの高さは約十メートルだったという。
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二十九日午後のサンパウロ市の大気中湿度は一九%で今年最低。七月としては六十五年ぶりの低さとも。他の月では、昨年九月に一五%、二〇〇四年九月に一四%などの記録があるようだが、学校などでは屋外での体育の授業を避けるなどの指示も出る数字。プレジデンテ・プルデンテでも一九%だったようだが、サンパウロ市では週末は雨が降るとの予想。
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写真のついてない運転免許証を持っている人は更新手続きをとの呼びかけがされている。今年五月十三日までに有効期限が切れた運転免許だというが、所有者は八月十日までに更新をしないと免許失効となる。(それ以降に有効期限が切れる場合は、有効期限から三十日以内に更新しないと失効となるので、さらに要注意。)写真のない免許所有者は、州交通局Detranへ行き更新を。