ニッケイ新聞 2008年7月31日付け
サンパウロ日伯援護協会の定例役員会が二十二日、本部会議室で開かれた。森口イナシオ会長は冒頭に、先頃発表された日本政府の百周年記念「外務大臣表彰」に、援協関係者から九人が選ばれたことを称え、「一般的に我々の活動が認められている、と心強くなる。祭りや福祉センターの建設など、援協としてやらなくてはいけないことが残っている」と、今後の活動について述べた。
会長はまた「援協福祉センター」の建設に関しては「市の建築許可は取得したが、詳細は八月一日の建築合同委員会により改めて発表してもらう」とした。
続いて、援協創立五十周年記念誌編纂委員会メンバーの選出が行われた。常任理事会での決定が変更され、会場の挙手多数決により、坂和三郎副会長が委員長、山下忠男専任理事が副委員長に決定した。坂和副会長は、「全力をかけていきたい」と述べ、協力を呼びかけた。
また、今後控える援協傘下施設の各行事、つつじまつり、桜祭り、昨年も行われた昇地三郎博士(102)の「百歳世界一周講演旅行」などの具体的な報告が行なわれた。