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カンポスさくらホーム=17日から第40回桜祭り=「例年より規模大きく」

ニッケイ新聞 2008年8月2日付け

 サンパウロ日伯援護協会「カンポス・さくらホーム」(与座弘ホーム長)恒例のさくら祭りが十七、二十三、二十四、三十、三十一、九月六、七日の七日間にわたり、カンポス・ド・ジョルドン市にある同ホームで開かれる。
 与座ホーム長、坂和三郎援協副会長、菅野鉄夫・経営委員長、大屋昇カンポスさくらクラブ会長が本社を先月二十四日訪問、多くの来場を呼びかけた。
 今年は記念すべき四十回目にあたり、百周年でもあることから、「例年以上に盛大に行ないたい」とやる気を見せる与座ホーム長によれば、同祭は毎年五万レアル近くの収益があり、年間運営費の三分の一に充てられているという。
 坂和副会長は、約千本を誇る桜の開花状況を「ちょうど開催時期に満開になるのでは」と説明、「昨年の来場者二万人を上回る三万人を期待したい」と話す。
 初回から参加している福島県人会モジ・ダス・クルーゼス支部の太鼓、盆踊りを始め、タウバテやサン・ジョゼー・ドス・カンポスなど、近郊文協などの協力も大きいという。
 なお、今年は特別に文協主催の「国際民族舞踊祭」に毎年参加しているロシア、ウクライナ、リトアニアのコロニアからの舞踊グループの参加を予定、与座ホーム長は、「百年だけに統合を象徴する舞台になるのでは」としている。

会場へ臨時バス

 会場への臨時バスは、十七、二十四、三十一の三日間、リベルダーデ区の援協診療所前から運行される。往復運賃は、五十レアル(援協会員は四十五レアル)。
 さくら祭りや臨時バスに関するお問い合わせは、援協会員課(電話=11・3385・6607)まで。