ニッケイ新聞 2008年8月5日付け
在伯栃木県人会(坂本アウグスト進会長)は先月二十四日正午から、「二十一世紀の日伯地域リーダー交流事業」に栃木県から参加した内山昭夫さん(県国際交流協会事務局長)、堀江和美さん(小山市役所市民生活課国際企画交流係)の歓迎昼食会を同県人会館で開いた。
平日にも関わらず、婦人部や県費留学生・研修生OB生たちなど約五十人が訪れた。
坂本会長は「今回来られている人たちは、日本から選ばれて来た人たち。食事をしながら楽しく話し合いをしましょう」と話した。
母県で県費留学生や研修生の手伝いをしている内山さんは「(実際に訪れて)移住者やその子孫たちが栃木を思っていることを、ひしひしと感じた。これから、さらにお手伝いをしていきたい」と感想。日本で在日ブラジル人と関わっている堀江さんは「実際にブラジルを見ることができて良かった。この経験を生かして日伯の架け橋になりたい」と力強く宣言した。
事務局の山崎敏夫さんが母県からのメッセージを代読、OB生の横田エンリッケ浩さんがお礼を述べた。
会員の沢里オリビオさんが乾杯の音頭を取り、昼食会へ。二人は関係者たちと母県の話で盛り上がり、歓談を楽しんでいた。