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不動産ローン87%増=〇八年は42万戸融資予想
ニッケイ新聞 2008年8月7日付け
不動産融資協会(Abecip)は五日、ポウパンサ(貯蓄投資)による不動産ローンが〇八年上半期、昨年同期比八六・六六%増の百二十九億三千二百万レアルに達したとする発表を六日付けエスタード紙が報じた。
融資された物件は、十二万八千四百三十九戸。資金源はポウパンサが七〇%、FGTS(勤務年限積立金)が三〇%。六月は一カ月だけで、二〇〇四年の一年分超。
最近は、融資申請額が増えている。昨年の平均申請額は、十三万一千百レアル。今年は十四万七千八百レアル。
これまで融資物件の最高記録は、一九八一年の二十七万七千戸である。当時の人口は一億二千万人だったが、現在は一億八千四百万人に達し、融資物件は四十二万戸に達すると予想される。