ニッケイ新聞 2008年8月8日付け
カルモ公園桜イペー植樹委員会(矢野ペードロ委員長)主催の「第三十回桜祭り」が三日、サンパウロ市イタケーラ区のカルモ公園内桜園で催された。
約千五百本の桜を数えるカルモ公園。朝方雨だったにもかかわらず、大勢の人が訪れ、咲き誇る雪割桜の木の下で、思い思いに時を過ごした。
会場では地域の日系団体が餃子やうどん、饅頭、焼きそば、桜餅などを販売したほか、桜の苗も販売された。
広場ではサンミゲル・パウリスタの日系グループによる和太鼓の演奏やしゃんしゃん傘踊りなど様々な芸能も披露。在聖総領事館の後藤猛領事、飯星ワルテル連邦議員ほか、野村アウレリオ、羽藤ジョージ両サンパウロ市議、エドアルド・ジョルジサンパウロ市環境局長などが来賓として訪れていた。
今年は満開の時期を少々過ぎていたが、訪れた人からは「桜が雨を浴びてとても綺麗だった。また来たい」といった感想が聞かれた。