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バイオ発電が解決=発電所建設許可入手難に
ニッケイ新聞 2008年8月15日付け
異常気象による降雨不足が懸念されることでサトウキビ加工業協会が十二日、バイオマス発電を奨励と十三日付けエスタード紙が報じた。現在最も注目される素材は、サトウキビの搾り粕(バガス)だという。
バガス発電の一千MWは、貯水湖水量の四%に相当する。サトウキビは、光合成で太陽光と水分を最も有効にエネルギーに変換する植物。エネルギーの三分の二は、搾り粕と枯葉にある。
エタノール精製所では自家発電用に利用するが、まだ余裕がある。二〇〇一年の電力危機の時には、四月から十一月の乾燥期にバイオマス発電を行い、バガスが見直された。
政府は二〇〇五年、バイオマス発電メカを設定。現在は三千社が、同メカで五千三百MWを発電する。まだ微々たるものだ。二〇〇八年諸官庁が、本格的に同メカへ取り組んだ。これは環境省の発電所建設許可が難しいためのようだ。