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第17回アフロード・アルジャ花祭り=一万鉢の蘭が春を告げる=百周年で移民コーナーも

ニッケイ新聞 2008年8月16日付け

 「第十七回アフロード・アルジャ花祭り」が、二十三、二十四、三十、三十一日、九月六、七日の六日間、午前八時半から午後六時まで、アルジャ市のアフロード展示会場で開催される。汎ズットラ花卉生産者協会(AFLORD、林広高会長)の主催。
 有名な蘭の花の展示はブラジル最大規模を誇り、毎年約四万人が足を運ぶ。今年は様々な種類の約一万の蘭の鉢が人々を出迎える。
 その他にもカトレア、紫陽花、シクラメン、ガーベラなどが色鮮やかに会場を彩る。
 今回は、今年三度目の来伯をする北海道出身の演歌歌手、正木はじめさんの公演が目玉。特設会場で一日に午前と午後の二回公演する。二十七日七時から、アルジャ文協会館でディナーショーも予定している。
 百周年を記念し、会場の真中には縦九メートルの笠戸丸の模型が置かれ、ブラジル・日本コーナーが左右に設置される。
 日本コーナーでは、生け花の展示など日本文化と移民の歴史、ブラジルコーナーでは移民のサッペ小屋が等身大の模型で紹介される。
 来社した林会長は、「百周年の今年は特に力を入れています。ぜひ多くの人に足を運んでもらいたい」と呼びかけた。
 ▼入場料十四レアル(六十歳以上および学生、八歳以下は半額)。▼前売り十二レアル。前売り券購入場所はアベ・ツリズモ(Praca da Liberdade,118-4andar-s/42,Liberdade、電話=11・3107・0100)または金澤製菓(Rua Galvao Bueno,379,Liberdade、電話=3207・1801)▼駐車場七レアル。▼会場(Av.PL do Brasil,km4.5,Aruja)
 ◎会場へのバスは、ロドビアリア・チエテからパッサロ・マロンまたは地下鉄アルメニア駅からズットラバス。期間中は、アルジャのバスターミナルから会場までタクシーが特別価格で運行。
 ◎正木はじめさんのディナーショー(二十七日午後七時)は、一人五十レアル。場所はアルジャ文協会館(アジリア・バルボーザ・ネベス街884)。二十三、二十四両日に花祭り会場でチケット販売予定。問い合わせはAFLORD(電話=11・4655・4227)まで。