ニッケイ新聞 2008年8月16日付け
三重県人文化擁護協会(徳力啓三会長)は二十一日午後六時から同協会会館(Av.Lins de Vasconcelos,3352)で「ブラジル三重県人文化擁護協会創立六十五周年記念式典」を開催する。
創立六十五周年に加えて、日本移民百周年、三重県とサンパウロ州姉妹提携締結三十五周年、三重県人移住九十五周年などを記念して開催。同式典のため、母県から野呂昭彦県知事、荻野虔一同県議会議長をはじめ、行政、経済団体、民間などから約五十人が来伯する。
式典案内のために、徳力会長、河村武夫歓迎実行委員長と供に、母県から一足先に来伯している生活・文化部国際室の楠木優室長、沼アリッセ梓国際交流員が十二日に本紙を訪れた。
式典では、同協会の功労者表彰、サンバショーやYOSAKOIソーランなども行われる予定になっている。
野呂知事は十八日に着伯。二十二日までの滞在中、二〇〇九年に三重県で開催される「第三十三回全国高等学校総合文化祭」に南米から初めて参加してもらうために、正式に要請する。サンパウロ州立ジョルナリスタ・ワンディック・フレイタス学校が参加予定。
このほか、州関係者、CIATEなどを訪問。二十一日にはルネッサンス・ホテルでブラジル経済関係者との交流を目的としたGNI(グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ)セミナーを開催する予定。