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細川周平さんが講演=21日、文協ビルで=人文研

ニッケイ新聞 2008年8月16日付け

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)は、細川周平さん(53、国際日本文化センター教授)を講師に招き、二十一日午後六時半から、文協ビル十四会議室で講演会を行なう。入場無料。
 テーマは、『シネマ屋、ブラジルを行く』『サンバの国に演歌は流れる』など、コロニア関係の著書でも知られる細川さんがこのほど、移民の言語や芸能に関する考察をまとめた近著『故郷はとおきにありてつくるもの』(みすず書房)に関するもの。
 田中洋典・人文研常任理事は、「(人文研は)堅苦しいイメージを持たれているが、もっと開かれたものにしたい」と企画の趣旨を話し、多くの来場を呼びかけている。
 なお、人文研では月例で講演会を予定しており、今後の講師には、脇坂ジェニさん(中南米での万葉集研究の第一人者)、田中規子さん(JATAK研究員)が決まっている。
 詳細は人文研(電話=11・3277・8616)まで。

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