ニッケイ新聞 2008年8月19日付け
IT商業連盟は十六日、インターネット・ビジネスが発足して僅か十三年、年商八十五億レアル、昨年同期比で三五%増の取引に成長したと十八日付けエスタード紙が報じた。
これは、ブラジル人の生活スタイルが変化したのだ。バーチャル界の商取引きが、着々と従来の商取引きに肉迫している。平均所得の向上と市価の一二%安、ドル安が、同ビジネスの発展に手伝っている。
同連盟は、客一人当たりの購入額が三百二十四レアルに達すると発表。同ビジネスの顧客数は、一千百五十万人。商店の顧客の一三%に相当する。この一三%は年々、増率。今年上半期は、全員が最低一回は買い物をしている。
チェーン店は、Cクラスと呼ばれる中流階級の取り込みにインターネット・ビジネス戦略を考えている。これが、商売の新しい流れと見ている。