東西南北

ニッケイ新聞　２００８年８月１９日付け

　二日に所得税免税対象者の申告は不要となったと報じたが、八万レアルを超える資産を持っている場合や雇用主の場合などは要注意。これらの人々は四月末までの申告対象者で、申告が漏れていた場合は罰金の対象になる。高額資産もなく、納税番号維持のためだけに申告していた人も、昨年の申告を忘れた人は会計士と相談し、納税番号差し止めがされているか否かを調べてもらった方が安全との助言もある。
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　リオ市で十六日昼前、ベトナム大使館副大使と付近にいた中国人らが武装したグループに誘拐されたが、十七日午後、副大使が家族たちと逗留中だったホテルに戻った。副大使によると、一緒に連れ去られた中国人らとともにファヴェーラに監禁されたが、天井に穴をあけて脱出したという。中国人たちがどこに逃げたかは不明。
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　インフレ再燃で、小売店の売上は一〇％伸びたが、消費者の購入品数は減少している。今年前半の袋入り牛乳や小麦粉、アイスクリーム、ケーキの販売数は、二四％、一五％、一四％、一三％の減少。貿易でも、輸出金額は伸びているが、数量減少。収入以上に価格が上がっては、財布の紐を固くする以外に防衛策がないのは、国も個人も同じということか。
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　オリンピックでは、十五日夜の水泳男子五〇メートル自由形でシエロ選手がブラジル勢初の金メダル。また、十八日未明に行なわれたヨット競技で女子チームがヨットでは初、ブラジル五つ目の銅メダル。体操個人種目別は、メダル期待がかかっていた床のジエゴ選手とダイアネ選手は六位、跳馬のジャーデ選手は七位に終わった。ビーチ・バレー男子二組と女子一組、女子サッカーが準決勝へ。