ニッケイ新聞 2008年8月22日付け
政府は二十日、国内で産出する原油のロイヤリティ配分システムを変更する意向を明らかにしたと二十一日付けエスタード紙が報じた。岩塩下油田が予想を上回る埋蔵規模のため国家資産という建前から、別扱いにする考えのようだ。
従来のロイヤリティは、市の資金運営方針がないため個人的意図に使われたからだ。岩塩下のロイヤリティは、リオ州だけで二十億レアルが落ちる。それが、五十億レアルに跳ね上がった。
現行法では原油を産出する十州と九百六市へロイヤリティを配分する。リオ州は昨年、総額の八四・五%に当たる四十三億六千万レアルを受け取った。
上院では、岩塩下採掘のロイヤリティ配分で超党派諮問委員会の設置を提案した。