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先住民保護区継続への最高裁決議間近

ニッケイ新聞 2008年8月23日付け

 二十八日に予定されている最高裁による先住民保護区継続に関する決議直前の二十日、ロライマ州のラポーザ・セーラ・ド・ソウ地区を国連の先住民人権担当官が訪問した。上空からの視察後、代表者との会談も行ったが、最高裁の審議決定以前から計画されていた訪問で、最高裁に圧力をかけるためでないと明言。先住民保護区継続か、米作り農家の営農承認か。いずれの決定にせよ、衝突回避は不可と見られ、ブラジル全国司教会議は軍派遣も要請している。