ニッケイ新聞 2008年9月4日付け
サンパウロ市議会は、野村アウレリオ市議の推薦により、観光・芸術分野に貢献した赤川リカルド威(たけし)・ツニブラ・トラベル社社長に「アンシェッタ章」と感謝状を贈ることを決定し、八月二十七日午後七時半から市議会アンシェッタ宮殿で授与式が行われた。
赤川氏は、一九四九年サンパウロ生まれ。モルンビー観光大学で観光学を勉強後、訪日。滞在中は、有田焼などの陶磁器に関して学んだ。
七六年に帰伯後、観光業に従事するかたわら、芸術関係のプロジェクト企画や、サンパウロ大学近代美術館(MAC-USP)、ブラジル彫刻美術館(MuBE)等で評議員などを務め、ブラジル美術界の振興に貢献した。八九年から父親の威陽氏の後を継ぎ、ツニブラ社社長を務めている。