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こどものその=14日に創立50周年式典=「すべての人に感謝を込めて」

ニッケイ新聞 2008年9月11日付け

 社会福祉法人こどものその(岡本ルイス理事長)は、十四日午前九時半から創立五十周年記念式典(鈴木康夫委員長)をイタケーラの同園本部(R.Professor Hassegawa,1198)で開く。八日午後に岡本理事長、坂本アントニオ園長、鈴木康夫委員長が案内のために来社した。
 鈴木委員長は、同園が創立時から五十年間、多くの人々の協力で成り立っていることを強調し、同式典は感謝を示すために開催すると説明。費用は現役員や保護者会から寄付を募ったそうだ。
 式典には、同園創立者の故・長谷川良信氏が初代学長を務めた日本の淑徳大学の長谷川匡俊学長ら六人が来伯、出席する。
 法要で始まる式典では、今まで同園を支えてきた元役員、現支部長・副支部長、バザー協力者、地元イタケーラ日系クラブ、同園支援者など、三百十五人に感謝状と記念品が渡される。
 午後からの祝賀会は鏡割りの後、牛と豚二頭ずつの丸焼きなどが全員に振舞われる。食後は、ブラジル沖縄県人会ビラ・カロン支部による沖縄太鼓を皮切りに、踊り、琴の演奏、同園生徒による太鼓などが披露される。
 三十年以上同園に関わってきた鈴木委員長は、「関係者全員で一緒に祝いたい。招待状が届いていない場合も、必ず足を運んでください」と呼びかけた。
 問い合わせは同園(電話=11・3208・3949)。