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東西南北

ニッケイ新聞 2008年9月12日付け

 きな臭いボリビアとは対照的な意味で援助が必要なのはカリブ諸国。グスターヴォから三つ続いた熱帯性低気圧通過で、何百人もの死者も出たハイチやブラジルの日系人学生が濁流に飲まれて死亡したプエルトリコなど、カリブ諸国の被害は相当なもの。九日にキューバの被害は過去二〇〇年で最大と電話で聞いたルーラ大統領は、関係閣僚と協議の上、食糧、医薬品などの他、経済的援助も約束。ドミニカやジャマイカなどに対する支援も検討される見込みだ。
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 サンパウロ州で、相続税未払いなどの負債免除。二〇〇七年七月三十日までに支払期限の切れた七一一・五〇レアル以下の負債については支払いを免除するという。ただし、車の所有税(IPVA)や交通違反の罰金は対象外。サンパウロ州以外の場所で受けた罰金未払い者は、車の登録更新(リッセンシアメント)が出来ないとの条例も出るなど、交通違反の罰金からは逃げる方法はなさそうだ。
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 本欄既報の一二歳と一三歳の兄弟殺しで、犯行を否定していた父親が、弟の首を締めたと自供。兄の方は継母が殺害というが、殺害後、遺体に火をかけバラバラに切断という事件に、児童相談所の対処のあり方など、様々な論議も。兄弟の実母は、父親が上の姉たちに暴行を繰返していたことに耐えられず、娘二人を連れて家を出たが、当時、父親は兄弟を宝物のように扱っていたという。父親の心を鬼にしたのは何か、誰も答えてはくれない。
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 パラリンピックでは、水泳男子S5のジアス選手が二〇〇米メドレーで金。男子S5の自由形リレーとSM5の二〇〇米メドレーで銀、陸上T13の五〇〇〇米とダブルスキッフ混合で銅。