ニッケイ新聞 2008年9月16日付け
カンピーナス日伯文化協会(花田忠義会長)のカラオケ部(宮村明子部長)は、八月三十一日午前八時から同会館で第二十三回カラオケ愛好会を開催し、盛り上がりをみせた。
近隣の文化団体や個人カラオケ教室などから二十七チーム、三百四十人が参加し、練習の成果を競い合った。会場席は観客や応援団などで溢れかえり、野球場なみの熱気をみせる声援合戦が繰り広げられた。
食事係によって作られ売られた昼食と夕食の売上利益は、大会費用と文協維持費に充てられる。
まだカラオケ機具やCDセットが普及していなかった二十数年前、自家用カラオケセットが持ち込まれ始まった同愛好会。当時は「ヤジさんキタさんコンビ」と呼ばれた樋口四郎さんと今野吉郎さんらが有名だった。
今日全伯で愛されるようになったカラオケだが、今年は移民百周年ということもあり、同市文化環境局が毎年八月の最終日曜を「カラオケの日」と定めた。
【入賞者(一部・一位のみ)】ESP4=坂井貞夫、3=伊藤マリオ昇、2=坂本もりお、1=片男ウィリアン、EXT4=平井マリア、3=大城そのえ、2=本間、1=今野幸枝、POP=今野タケシ、S・EXT3=蓮池マリア、2・1=矢野雅巳、STAR=国武健二(敬称略)