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東西南北

ニッケイ新聞 2008年9月18日付け

 サンパウロ市西部で十六日、ピエロの面を被って盗みや強盗を繰返していた二人組逮捕。三カ月間に少なくとも二〇件の犯罪を繰返した二人は、歩行者やバス待ちの人の他、車やガソリンスタンドも襲い、逃走には乗用車を使用。逮捕時には面と銃器、盗んだ携帯電話などが押収された。携帯電話はチップ交換後に売却し金に変えていたというが、ローンや離婚相手への養育費支払いのため犯行を繰返したという。
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 サンパウロ州ではぐずついた天気が続いているが、ミナス州では、ひょうも伴う強い雨と風の荒れた天気で、十五日のカランダイー市では、ひょうによる家屋損傷は一〇〇軒以上、少なくとも二万一〇〇〇人が洪水などで避難することに。風雨は州都ベロ・オリゾンテなども襲ったが、停電や軽いケガなどの報告が出されている。
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 月曜日の朝は心筋梗塞を起こす人が多いとか、心臓疾患による死亡者は脳血管障害による死亡者についで多いなどの記事が出ていた一方で、サラダなどに使うサルサ(パセリの一種)の血液サラサラ効果が報告された。リオ連邦大学の動物実験では、サルサのエキスを与えた動物の血塞状態は一〇〇%解消。ブロッコリーは、心臓疾患や喫煙者の肺の保護に良い他、骨そしょう症の予防にも良いとの報告もある。
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 パラリンピックの最終日は、男子の五人サッカーで金、マラソン男子では銀の他、九位、一三位にもブラジル選手。視覚障害の選手には伴走者が付くが、男子陸上リレーでは、バトンタッチの時に伴走者が選手より前に出ていたとして失格処分。処分がなければ銀だったというが、最終成績はアテネを上回る金一六、銀一四、銅一七だった。