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ブラジルの産業=国際経済密着型へ=コモディティ色強める

ニッケイ新聞 2008年9月24日付け

 ブラジル経済に占めるコモディティの割合が年々大きくなり、金融危機による僅かな相場の動きが顕著に政府財政へ響くようになった。十年前はブラジルの輸出に占めるコモディティは、三八・六%。それが今は、四八・二%だ。
 コモディティの相場は、貿易収支を反映し、為替相場へも影響する。さらに国内市場へも、緩和剤の役を果たす。最も大きな変化があったのは、原油の四・七五%から九・六五%だ。続いて牛肉、鉄鋼、パルプ。
 この傾向は、鉄鋼やパルプが生産倍増を宣言しているので益々顕著となる。コモディティ依存は、国際経済への依存を意味する。生産面で見るなら脆く、経済面では堅固といえそうだ。
 中国のように国際経済に関係なく伸び続ける国もあり、一面だけで判断し難い。また一次産品の下落はドル高騰につながり、輸出業者には喜ばれる。しかし、ドル高騰が一次産品を下落させることはない。

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