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ニッケイ新聞 2008年9月25日付け

 サンパウロ菱友会協会がUSP(サンパウロ大学)の学生向けに設立した奨学金制度の署名式。USP側は大学の紹介ビデオを上映しようとパソコンやプロジェクターを用意、準備万端で挑んだのだが、肝心の映像が出てこない。担当者は慌てて何度も同じ作業を繰り返したが結局再生できず。機材もそうだが人材の大事さを再認識する同制度の幕開けとなったようだ。
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 米大統領選で舌戦を繰り広げている共和党候補ジョン・マケイン上院議員(72)、何と海軍士官学校時代の五十一年前、リオデジャネイロでも大奮闘―!? このほど伯マスコミが、マケイン氏の元恋人とされる元モデル、マリア・グラシンダ・テイシェーラさん(77)を突き止めた。テイシェーラさんは「彼はロマンティックでキスがうまかった」とコメント。〃舌戦〃に関してはブラジルのお墨付き?
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 今年年末で公職引退を表明している上野アントニオ元連邦下議は晩餐会で「息子たちのいるサンパウロで暮らすが、私の骨はパラナに埋める」と宣言し、大きな拍手が送られた。五十五回も訪日し、二十七回も天皇陛下の謁見を受けたことが最大の誇り。この十月に、会頭として最後の経済使節団を率いて訪日する。日系団体への顔見せが減るかと心配する向きもあったが、「むしろ今までより時間が自由になるから、もっと顔を出せる」という。八十六歳の〃老兵〃はまだまだ使命感に燃えているようだ。