ニッケイ新聞 2008年9月26日付け
サンパウロ市南部で二十四日夜の検問に引っ掛かった九七年型コルサ。何と、最近二カ月間だけで八九九件の交通違反、罰金は三〇〇万レアルを超える。違反内容と場所から通過する場所と時間を割出した交通局のお手柄だが、二〇〇一年に購入した持ち主は、名義変更をする金がなくそのまま使用していたと弁明。罰金の請求書を送りつけられ続けた元の持ち主にはいい迷惑だが、九〇日以内の罰金支払がなければ、車は競売にかけられる。
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サンパウロ州保健局は二十四日に、州内で販売されている牛乳やその派生製品の包装の七七%は、牛乳は母乳に代わるものではなく、母乳の代替品として牛乳やその派生製品を使うことは、健康上の問題を起こす原因となることへの警告文が明記されていなかったと発表。母乳栄養の子供は炎症やアレルギーを起こしにくく、最低でも六カ月、できれば二歳またはそれ以上までの授乳が望ましいとされている。
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サンパウロ市ブタンタンの爬虫類研究所では、二十六日から蛇の赤ちゃん用の部屋を開設する。十月二日までは、同研究所で三月に生れた一八匹のジボイアの命名コンクールもあり、結果は三日に同研究所のサイトに掲載。四日のサンフランシスコ・デ・アシス(アッシジの聖フランシスコ)の日に命名式も行われる。同研究所の住所はヴィタウ・ブラジル大通り一五〇〇番。電話は11―3726―7222、サイトはwww.butantan.gov.br
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平均寿命の伸びは世界的傾向だが、ブラジルもご多分に漏れずで、一九九七年の平均六九・三歳が七二・七歳にと、一〇年で三・四年の伸び。女性は七三・二歳が七六・五歳に、男性は六五・五歳が六九歳に伸びた。