ニッケイ新聞 2008年9月26日付け
ブラジル健康表現体操協会(川添敏江会長)は静岡県浜松市で十月三~五日に開催される「第三回国際健康表現フェスティバル」(全日本健康音楽研究会主催)に六人を派遣、ブラジル百周年をアピールする。
同体操は高齢者向けの体操として、一九九一年、静岡大学名誉教授の斉藤千代子さん(運動心理学)が発案。約四百曲に振り付けがあり、楽しみながらできることから、日本国内には百四十団体がある。韓国や中国、カナダ、オーストラリアにも支部があり、ブラジル支部となる同協会は〇五年に創立した。
同フェスティバルは四年毎、オリンピック開催年に行われ、ブラジルからの参加は初。訪日するのは、川添会長、市田イツ子、中原日出子、中原浩平、松沢小夜子、川添博さんの六人。
二十四日に来社した川添会長、市田さんによれば、各国代表者による発表で百周年祭典でも披露した「朝はどこから」「海を渡って百周年」、サンバ風にアレンジした「アクアレーラ・ド・ブラジル」など発表する予定だという。
なお、同協会はサンパウロを中心に愛好者が増えており、各地域で練習会が開かれている。
渉外担当の小林文枝、大矢紀子、大島トミさんらは、「歌を歌いながら、体を動かす頭、体、心に良い三位一体の体操です」と気軽な参加を呼びかけている。
詳しく知りたい人は同協会(電話=11・4828・3611、川添)まで。