石川県人会第９回文化祭＝陶芸、謡曲など多彩に＝10月４、５日

ニッケイ新聞　２００８年９月２６日付け

　ブラジル石川県人会（小堀勇ジェラルド会長）は、十月四、五日の両日午前十時から午後四時頃まで、パライゾ区の同会館（Rua Tomas Carvalhal,184）で「第九回県人会文化祭」を開催する。
　四日はカクテルパーティーで開会し、青年部と婦人部により餅つき大会が開かれる。餅は希望者に販売する。
　サロンでは、同県人会で行われている文化活動の俳句、陶芸、絵手紙、謡曲、生け花、水彩画などの展示がされる。同県人会にある二つの窯で焼いた陶芸作品の食器や茶器、花瓶などの販売もする。
　また同サロンで、ブラジル宝生会による謡曲発表が四日午前十一時から、陶芸部によるワークショップが同日午後、サンパウロ絵手紙愛好者グループによるワークショップが両日とも終日行われる予定。
　案内の為に二十四日午後来社した竹下康義相談役、黒田やす子さん、九十九道子ラッシーさんは、「県人の方もそうでない方も、どうぞ気軽にいらしてほしい。年に一度の祭りを盛り上げましょう」と来場を促す。
　なお、県人会で行われている文化活動は、県人でなくても参加することができる。竹下さんは、「関心のある方は誰でも大歓迎です」と呼びかけた。
　同祭や文化活動に関する問い合わせは、同県人会（電話＝１１・３８８４・８６９８）まで。