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CNBB=拷問執行者の懲罰要求=機密文書の公開も求める

ニッケイ新聞 2008年9月30日付け

 全伯司牧協会(CNBB)のドン・ジェラウド・L・ロッシャ会長は二十六日、「許しは、不罰を意味するものではない」として、軍政時代の機密文書を公開し、拷問執行者の懲罰を求めたと二十七日付けエスタード紙が報じた。
 葬られた軍政時代の忌むべき事実に光を当て、文書を公開すべきだと訴えた。同会長は二十六日、CNBB本部に十三件の政治特赦を求める一群の訪問を迎え、宗教関係者や活動家の特赦要請書と死亡の慰謝料請求書に目を通した。
 ロウセフ官房長官は、陸軍に当時の書類を探すよう求めたが、全て焼き捨て、何も残ってないという。拷問執行者らは、器具も含めて全書類と証拠物件を隠滅し、犯罪は立件できないという。

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