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日本語使って一日楽しく=リオ=にぎわった日本語遊悠会=350人でYOSAKOIも=冨永会長「今後の学習の励みに」

ニッケイ新聞 2008年9月30日付け

 リオ日本語教師会(冨永由美子会長)と在リオ総領事館広報文化センター(石井清史所長)共催の「第十一回日本語遊悠会」が二十日、リオ日系協会体育館で開催された。州内から三百五十人の日語学習者が参加し、日本語を使って楽しい一日を過ごした。
 リオ州の日本語学習者の集いである同会は、名前の通り「日本語を使って楽しく遊び、ゆっくりする会」で、十一年前に始められた。
 当日は、福川正浩リオ総領事をはじめ多数の来賓、リオ日本人学校(大越邦生校長)の教師、生徒、父母の出席のもと、リオ連邦大学、リオ州立大学、日伯文化協会、リオ日本語モデル校、公文日本語教室などから三百五十人余の日本語学習者が参加した。
 参加者たちは劇やゲーム、日本人学校有志による「YOSAKOI南中ソーラン」、参加者全員のフォークダンスなどで、大きな盛り上がりを見せた。
 今年の日本語遊悠会を終えて、冨永会長は「日本語学習者が日ごろの学習の成果を確認し、喜びを感じ、それを今後の学習の励みにしていってくれることを願っている。一年に一度、リオの主要な日本語教育機関の学習者が一堂に会するこの機会は、リオの日本語教育の発展に大いに寄与している」と感想を語った。