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団地建設の需要が=工場進出で都市の造成も

ニッケイ新聞 2008年10月1日付け

 建設会社は、工業団地の建設に伴う職員の住宅需要という新しいマーケットを見出したと九月十六日付けヴァロール紙が報じた。ヴァーレやペトロブラス、オデブレヒトなど全国網で事業展開をする企業は、新しく進出する地域に職員を家族とともに移住させる。
 注目の新しい工業団地は、ロンドニア州のポルト・ベーリョ市やパラー州のパラウアペーバス市、南リオ・グランデ州のリオ・グランデ市、リオ州のヅッケ・デ・カシアス市などだ。
 工業団地は、近隣都市から遠距離なので、一都市つくりになる。公園やレジャーとスポーツ・センター、スーパー、雑貨店、商店、託児所、学校、図書館、病院、警察署などが必要になる。
 都市が誕生すると周辺の住民が、職を求めて集まり周辺都市までできる。治安や社会福祉まで配慮した都市計画が、必要になる。