コラム　オーリャ！

ニッケイ新聞　２００８年１０月４日付け

　希望の家主催の「緑の祭典」が三十回目を迎えるにあたり、十一、十二の両日、サンパウロ市バラ・フンダ区で開催される。
　今年で三年連続出演となる歌手ジャイール・ロドリゲスさんの公演も。
　自宅に和室を持ち、訪日公演も多いジャイールさんの妻クロジーネさんは日系三世のメスチッサだが、「希望の家との繋がりは？」と気になった読者も多いのでは。
　本人に聞いたところ、「希望の家の理事と魚釣りに行った時に頼まれた」というから、理事も見事な一本釣りを果たしたものだ。昨年はエスペランサ婦人会の慈善お茶会にも出演、コロニアとの関係を深めている。
　その両方に取材で訪れたが、訪日公演八回だけあり、日本語の歌も披露、会場は大いに盛り上がりを見せていた。
　会場はメトロ「バラ・フンダ駅」に隣接、入場料は五レアル。是非足を運んではいかが。（剛）